導入事例：株式会社オーバードライブさま

－Pleskを導入された背景についてお聞かせください。

下瀬さま弊社は、もともと音楽CD・DVD・ゲーム等のパッケージ、および関連商品のデザインをメイン事業としておりました。インターネットの普及に伴い、Webサイトも一緒に作ってほしいという声が増え、デザインだけでなく、Webサイトを提供したいと考えるようになりました。

しかし、社内にはサーバーに詳しいエンジニアがいるわけではないので、簡単で使いやすいクラウドサーバーを探したときに、以前より取引先の会社でALTUSを導入していた企業があり、操作性が良かったことが印象に残っていたため、ALTUSを導入しました。

コマンドやサーバー運用に関する知識がある人がいなかったので、レンタルサーバーのような感覚で利用するため、サーバー管理ツールを導入する必要がありました。ALTUSでは、管理ツールとしてPleskが提供されていたのが導入したきっかけです。

－他のサーバー管理ツールと比較して、使い勝手はどうですか？

下瀬さま実は、ALTUSを導入する前にも、自社用のサーバーとして、いくつか別のサーバーを利用していたことがありました。WebminやcPanelなどのサーバー管理ツールも利用したことがあります。

他のサーバーを利用していた際、Pleskも当時の古いバージョンを使ったことがあったのですが、正直動作が重く、使い勝手に関してはあまり良い印象を持っていませんでした。

ALTUSを導入することになり、久しぶりにPleskを利用したときは、その進化に驚いたのを覚えています。操作のスムーズさや機能の多さが格段に改善されていて、今では、Plesk以外の選択肢はないと思うくらい愛用しています。

－Pleskを使っていて便利だと思う機能はありますか？

下瀬さま便利だと思う機能はいくつかあります。一番はやはりWordPressを数クリックで導入できる「WordPress Toolkit」だと思います。WordPressを多く立ち上げる必要がある弊社としては、とても重宝する機能です。立ち上げだけでなく、一台のサーバー内で管理されている全てのWordPressのバージョンやPHPのバージョンなども簡単に管理することができるので、とても助かっています。

他にもサーバーを自社で運用するので、サーバーへのアタックなどに備えたセキュリティ対策をする必要がありました。Pleskは、IPSやWAF、FWなどのセキュリティの機能も多くて助かります。中でも不正アクセスから守ってくれる「fail2ban」がとても使いやすく気に入っています。この機能を使うことで、どれくらいアタックがされているのか確認できますので、例えば海外からのアタックが多いなと思ったら、アクセス遮断するなど調整ができ、攻撃を防ぐことが可能です。

－Pleskはどのような方におすすめですか？

下瀬さまWebの制作会社で社内に常にエンジニアがいないような会社さまにはおすすめです。Pleskの管理画面を権限付きでユーザーに渡すこともできますので、全ての業務を自社で行う必要がなく、リソースの負荷軽減にもつながります。Pleskのロゴから自社のロゴにカスタマイズして提供できますので、ホスティングツールとしてはとても優秀だと思います。

その他には、先述の通り「WordPress Toolkit」が優れているので、WordPressの管理数が多い場合もおすすめです。

－今後に期待したいことなどがあればお聞かせください。

下瀬さまALTUSもPleskも利用しやすく、完成度が高いと感じているため、新しい機能というよりは現状の使いやすさを継続してほしいと思います。
強いて言うなら、Pleskはとても機能が多いので、初見の方は少し取っ付きづらいかもしれません。機能の表示・非表示など選べるようにできると良いかもしれません。